読書記録:家族ゲーム
どうも。男子大学生のもふです。
ひまな時間が多いと本を読み始めます。
さくっと読めたけど、いろいろ考えました。
えらい読書家でも評論家でも何でもないので、思ったことをそのまま書こうと思います。
!!ネタバレも含んじゃうと思うので、未読の方、読みたい方はここで。。。
本を開いた最初の感想は、会話に読点が多い。
でも、読み進める、うちに、慣れました。
こんな感じね。
数年前、ドラマやっていましたよね。
なので櫻井翔くんボイス、神木隆之介くんボイスで脳内再生。。。
ドラマの「いいねぇ~」は原作にはないですけどね。
(余談ですけど。神木隆之介くんめっちゃ好きです。)
まあ、一昔前のにおい。
ドラマは小洒落た豪邸、原作は兄弟同じ畳部屋。
よくひっぱたく。
今では逆にレアそうなヤンキー登場。
家庭教師の吉本先生は、落ちこぼれの弟の面倒を見る。
でも、この話、兄視点で進むんですよね。
兄は優秀。
という仮面をかぶっている。
(優秀生徒を演じるのもかなりの才能かな)
仮面が剥がれて堕落していく兄。
成績を伸ばしていく弟。
親からの視線、各々の立場が逆転する瞬間はぞくっとしました。
トップ校も射程圏内、中間校にはほぼ確実に合格というところまで実力をつけた弟。
でも最終的には吉本先生が来る以前の、堕落した弟に戻ってしまう。
弟がこんな風になったのは、父母兄の態度、家族の作用。
家庭教師がクズ弟を引き上げた!と思ったのは束の間。家族の作用の力は半端ない。
外部からの力業なんて通用しないんですな。
他の人の感想が知りたくて調べてたら、「環境が人間を作る」という言葉。
納得してしまった。
でもその環境って、家族だけ?
友人関係とか、会社とか、いろんなコミュニティでも同じことが言えるのかな。とも思った。
僕の斜に構えたような性格も、環境のせい?
とにかく、面白かったです!ドラマ版はもっといろんな要素が加えられていて、そっちも好き!
家族ゲームを読んだ方、感想とか考察、聞かせてください。
もふ🐰